回線は大きく分けて2つあります。
ポイント
・パソコンとインターネットを繋ぐ回線
・サーバーとインターネットを繋ぐ回線
レンタルサーバーを選ぶうえで気にすべきは後者になります。
回線速度が遅い=作成したサイトの表示速度が遅いので訪問者は離れていってしまうということに繋がります。
ですが、多くのレンタルサーバーの回線速度は最低速度をクリアしているので、回線速度重視でレンタルサーバー選ぶ必要はないでしょう。
レンタルサーバーの回線速度は1Gbpsあれば十分!
サービス | 回線速度 |
---|---|
mixhost | 10Gbps |
さくらのレンタルサーバー | 1Gbps |
ロリポップ | 1Gbps |
お名前.com | 100Mbps |
エックスサーバー | 非公開 |
1Gbpsあれば、最大で1秒間に1GBのデータをサーバーからネットへ転送することが可能になります。よっぽど大量の動画や画像データをサイト上にアップロードしない限りは1Gbps以上の速度は必要ないでしょう。
また1Gbpsは理論値です。ユーザー側のパソコンとインターネットを繋ぐ回線環境も影響してくるので、ユーザー側でこの1Gbpsを最大限生かせていないことがほとんどです。サイトによって100Mbpsでも問題がなかったりもします。
ちなみに私のパソコンでインターネット回線のスピードをチェックしたところ、約36Mbpsでした。100Mbpsのレンタルサーバーで運用しているサイトを訪問した場合、なんの問題もなくスムーズに閲覧できることが分かります。
エックスサーバーの回線速度は非公開
エックスサーバーは具体的な回線速度の数字を公開していませんが、オールNVMeなど最新の高性能サーバーを使用し、サーバー速度No.1と記載されている限りですとmixhostと同等かそれ以上の回線速度と期待できます。
レンタルサーバーは回線速度以外のサービスで選ぶべし!
多くのレンタルサーバーが回線速度についてクリアしているということは回線速度以外のサービスを重視した方が良さそうです。
今後、自身のサイトが大量に動画や画像データをアップロードする予定であれば、1Gbps以上のレンタルサーバーを選ぶ必要が出てきます。
サイト設計をある程度見越すとレンタルサーバー選びも楽になるかもしれません。